「キャベツ」は、体の調子を整える働きをします。おもな栄養素は、ビタミンCです。南北に長い日本では、キャベツの成長に適した15～20℃になる地域で時期をずらして育てられるので、一年中出回ります。４～６月に出回る新キャベツは、千葉県や神奈川県の海沿いの暖かい地域で栽培され、水分が多く、巻きがゆるやかで葉が柔らかいので、サラダに向いています。７～10月に出回るキャベツは、群馬県や長野県、北海道の高冷地のものが出回り、夏の太陽をたっぷり浴びるため、ビタミンCは最も豊富です。11～３月に出回るキャベツは、寒さの中でじっくり育つため、球がかたくしまり、甘みが強いことが特徴です。主な産地は愛知県です。