文京地区6校合同地震津波避難訓練
2022年11月15日 18時38分本日、文京地区6校合同地震津波避難訓練が行われました。
まずは、各学級で避難経路などの説明を受けました。
9:40に訓練放送が始まりました。
東門前で点呼をし、そろった学年から出発しました。
今年度設定している避難経路は次のとおりです。
途中、卒業生の姿もありました。
第2避難場所、大隆寺に到着。
全員が避難場所に到着したのは、訓練開始から38分でした。昨年度は41分かかったので、かなりスムーズに移動できたことになります。
校長先生より講評をいただきました。
担当の先生から、防災袋の中身を確認するように指示がありました。
食料・防寒のグッズだけでなく、雨でぬれることを避けるものとして、ゴミ袋が使えるという話もありました。日本は平均して年間123日は雨が降るという話を防災の専門家から聞いたことがあります。ゴミ袋は避難所生活で着替えなどいろいろなものを入れることができるし、穴を開けてやれば雨でぬれて体温が下がるのを防ぐこともできます。
避難訓練後のアンケート結果です。
ほとんどの生徒が、避難訓練の内容を理解し、真剣に臨めたようです。
避難をする際に気を付けることも理解できているようです。
保護者の皆様、ここからが課題です。
まずは、非常持ち出し袋の中身ですが、水分や食料、防寒グッズなど必要なものは多いと思いますが、半数程度の生徒が中身は十分ではないと答えています。今一度必要なものは用意していただきたいと思います。津波による避難では、その場に24~30時間過ごすことを想定しないといけません。
夏休みに非常持ち出し袋を持って帰ってもらいましたが、多くの生徒が中身の点検をしていないことも分かりました。危機管理意識を高めていかなくてはなりません。
ここが、一番保護者の皆様にお伝えしたいところです。生徒は学校よりも自宅にいる時間の方が長いです。自宅にいる時に南海トラフ地震が起こり、大津波警報が発令された場合にどこに避難するかを家族できちんと決めておいてほしいと思います。
こういう機会に、家族で防災について話し合っていただきたいと思います。