ごはん、牛乳、ハンバーグ和風ソース、海藻サラダ、春野菜のみそ汁

　カレーやコロッケ、ポテトサラダなど、さまざまな料理で親しまれている｢じゃがいも｣。日本には、江戸時代にオランダの船によって、インドネシアのジャカルタから長崎へと運び込まれました。このジャカルタという地名が、「じゃがいも」の名前の由来とされています。現在、日本ではホクホクとした食感の「男爵」と、煮崩れしにくい「メークイン」が多く出回っていますが、ほかにも「キタアカリ」や「インカのめざめ」など、多くの品種があります。主に、熱や力のもとになる黄色の仲間で、ビタミンＣやカリウム、食物繊維なども多く含みます。じゃがいもに含まれるビタミンＣは加熱しても壊れにくいのが特長です。春は新じゃがのおいしい季節です。今日は、旬の｢たけのこ｣や｢新玉ねぎ｣「春キャベツ」といっしょにみそ汁に入れています。じゃがいもの芽や緑色の部分にはソラニンという天然毒素が多く含まれるので、しっかりと取り除いてから調理しましょう。