64名の新入生を迎えて、第75回入学式が行われます。

昇降口で学級の発表が行われました。

校内には、新入生の入学を祝う掲示が施されています。

新入生、教室に入りました。入学式の流れなどを確認しています。

新入生入場

新入生報告

学校長式辞

　春風が心地良よい、このよき日に、令和３年度、第75回宇和島市立城南中学校入学式をこのように挙行できますことを厚くお礼申し上げます。
　 12の小学校から集まった64名の入学生の皆さん、ご入学おめでとうございます。

　皆さんは、今日より輝かしい伝統と校風を誇る城南中学校の生徒です。先輩はもちろん先生方も皆さんの入学を楽しみに待っていました。校庭の新緑の木々も皆さんを迎えています。

　保護者の皆様は、本日入学したお子様の制服姿から、心や体に幼さを感じながらも、どこか大人へと成長していく雰囲気を感じられ、複雑な心境の中にもよろこびを味わっておられることと拝察申し上げます。お子様の御入学、誠におめでとうございます。

　本日は、御多用の中、ＰＴＡ会長の兵頭様にご臨席賜り、中学校生活の出発のお祝いに駆けつけてくださいました。ありがとうございます。本当は多く方に来ていただき、盛大に行いたいところですが、このような状況の折、やむなく制限をさせていただきました。

　さて、新入生の皆さんの姿を見ますと、一人一人がキラキラと輝いて見えます。その中学校生活の始まりの日に、本校の校訓についてお話しします。

　城南中学校の校訓は、「自主・友愛・勤労」です。皆さんは、この校訓のもとで、今日から中学校生活をスタートします。

　「自主」とは、失敗を恐れず、自ら進んで行動し、成功した時も感謝と謙虚な心を持つこと。

　「友愛」とは、コミュニケーションの第一歩である挨拶を欠かさず、人を大切にすること。

　「勤労」とは、人として誠実に生き、社会や人のために進んで貢献すること。

 　皆さんは、この校訓を胸に生き生きと生活してほしいと願っています。今から楽しく笑顔あふれる生活が待っていますが、中学校３年間の中で、何度も壁にぶつかるでしょう。部活動、学習、人間関係、進路など、様々なことで悩むと思います。また、昨年度から引き続き新型コロナウイルス感染症拡大の中、今までの当たり前が当たり前にできないことも多くあると思います。そんな時こそ、あきらめて下を向くことなく、顔を上げ、ポジティブに捉え、解決するために「何ができるのか」「どのようにすれば解決したり、できるようになったりするのか」をしっかりと考え、方策を練るようにしていきましょう。現状に一喜一憂することなく、良いものはさらに伸ばし、うまく行かないことには、多方面からアプローチする創造力を持ち続けほしいと思います。そのためにも支え合える友人をこれからの中学校生活で見つけてください。

　学校の最大の役割は、生徒一人一人の未来を保障することです。そのために、「よい生活習慣を身に付けるところ」が城南中学校と考えています。生徒たちが将来にわたって、良い学習習慣・良い生活習慣を身に付けることができますよう、本日ここにお集りの皆様のお力添えをいただきまして、家庭・地域・学校が共に協力し合って、はぐくんでいくことをお願い申し上げて、式辞といたします。

来賓祝辞

「三人の石工」の話を取り上げて話をされました。

むかし、むかしのこと、一人の男が、旅の途上で、石を切り出している場所を通りかかりました。そこでは、三人の石工が働いていました。その仕事に興味を持った旅人は三人の石工に同じ質問をしました。「あなたは、何をしているのですか？」

一人目の石工は、つまらなそうな顔をして答えました。「お金を稼ぐためさ。」

二人目の石工は、汗を拭いながら、こう答えました。「この大きくて固い石を切る為に、悪戦苦闘しているのさ。」

三人目の石工は、目を輝かせ、こう答えました。「私が切り出したこの石で、多くの人々の、心の安らぎの場となる教会ができるのです。」

三人目の人のようになってほしいという事をお話していただきました。

歓迎のことば

生徒会副会長が２,３年生を代表して歓迎の言葉を述べました。

在校生誓いのことば

３年間頑張りたいという気持ちのこもった誓いの言葉で、式を締めくくってくれました。 

１年部教員紹介

写真右側から

１年学年主任

１組担任

２組担任

６組担任

副担任２名です。

式の後、通常であれば各学級で初めての学級活動の様子を見ていただきたかったところですが、感染症拡大防止の対応として、保護者の皆様には体育館に残っていただき、学級担任からのメッセージや学校紹介動画を見ていただきました。

 この後、１年生は正門前で集合写真を撮影しました。

 全校生徒218名の城南中学校、本日無事スタートしました。